IMARIC20160805310323_TP_V
もうじき臨床実習の時期!

 5月の連休が明け、臨床実習が始まる学校が多いですね。前回の連載記事、 臨床実習に向けて準備しておきたい  ①所持品・持ち物編 に引き続き、今回は ②健康管理編 です。
 不慣れな環境の臨床実習では緊張の連続で体調を崩しがち。シビアに出欠席で可否を判定される臨床実習ですから、健康管理はマスト項目といえます。今回は、実習を乗り切るために事前に準備ができそうなことを考えてみます。

急な体調の変化に備えて常備薬を用意しよう!

 自分の身体に合った常備薬、よく使用する薬は携帯しておきましょう。
 下痢止め、頭痛薬、鼻炎薬、点鼻薬、病院にかかる時間や薬局に行く時間を惜しんでレポートを書く時間を確保しなければならないかもしれません。必要なものは事前に確保しておきましょう。ただし、本当に受診が必要な場合は無理して我慢せず、はやめに申し出ましょう。実習期間中は数回の欠席であれば認められることがほとんどです。特に、患者さんにうつしてしまう可能性のある風邪などの場合には、無理に出席を要求されることはまずありません。おちついて、実習先の担当者には、はやめの相談を心がけましょう。
 

食事の準備ができないときのための夜食や簡易食を用意しよう!

 特に、遠方の実習地に行く場合には食事の準備は大切ですね。地方の実習先ですと、宿舎やマンスリーマンションの近くにコンビニが無い場合、スーパーなどの閉まる時間が早い場合、外食のできる飲食店が無い場合などがあります。必ず周囲の下見をして確認しておきましょう。実習期間中、自炊をしようと思っていても、その時間を課題にあてなければならない日もあるでしょう。買いに行く時間も、作る時間もない!そんなときを想定して、インスタントですぐに食べられる最低限の簡易食は、数食分準備しておくのが無難です。
 

自分に合った眠気対策グッズを用意しよう!

 これは健康管理というよりも、実習中、集中力を保持するための対策です。実習も中盤戦になってくると、いよいよ睡眠時間が少なくなり、眠気との戦いがはじまります。眠気覚ましにカフェインの含まれる飲料は欠かせ無い、という人は多いですね。コーヒーが欠かせない人、リポビタンDや眠眠打破のような栄養ドリンク、エナジードリンクを愛用する人もいるでしょう。錠剤やトローチで摂取ができるカフェインなんてものもあります。ただし、カフェインの多量摂取にはくれぐれもお気を付けて。
 ほかには、すっきりするタイプのミントタブレットを持っておく、休憩時間に顔を洗ったり、眠気の覚めるツボを押すなどがあるでしょうか。やはり、見学中の「居眠り」はあまり良い印象を持たれません。なかにはその場で実習中止を言い渡されたという人も過去にはいるようです。人間、眠くなってしまうのは仕方がありません。ですが、見学をされている患者さん、利用者の方にとっては、それは礼儀を欠いていることになるでしょう。もしも、居眠りをしてしまったときには、素直に認め、謝る姿勢が大切ですね。健闘を祈ります。

おまけ:「実習生は寝ずに課題をやる」はウソ!睡眠時間は削ってはダメ。

   臨床実習の経験談では、「2~3時間しか眠れなかった」、「課題をやっていたら朝になってしまった」などといった武勇伝が伝播します。ですが、人間ですから睡眠は身体を休め、健康に次の日の活動を行うために欠かせないものです。ましてやきちんと睡眠を取って頭が冴えていなければ、実際に患者さんをみて評価をしたり、訓練を考えたりする実習中の時間が、ただ眠いだけの時間となってしまい、レポートには書くことがなく…と悪循環に陥ってしまうでしょう。
 また、臨床実習の通過必須条件には「出席日数」があります。レポートの出来・不出来も重要な評価の指標ではありますが、優先順位としては出席日数の次です。つまり、どんなに良いレポートを提出していても、睡眠不足で体調を崩したり、寝坊で遅刻が積み重なると、出席日数が足りなくなった時点で臨床実習は不合格、となってしまいます。実習生のみなさん、眠いときにはきちんと眠る、そしてまた頑張りましょう。